日本には、四季があるので当然季節ごとの日射や、風向きも考えて設計しないといけません。夏は風通しがよく涼しげに、冬は日当たりが良く暖かく設計したいものです。では、夏に涼しく感じ、冬に暖かく感じる住まいとはどういうものなのでしょうか。
夏に涼しく感じる住まいは、真夏の中でも風がとおり、実際に住んでいる人が風を感じることができれば、夏でも涼しく心地よい住まいだといえるでしょう。反対に冬に暖かく感じる住まいは、日当たりが良く冬場の冷たい風を、住んでいる人が感じることがなければ、冬でも、寒いとは感じないのではないでしょうか。実際に住む方が家の中でどう過ごし、誰がどこに居るのかなど、実際に住む人の生活スタイルまで考えて設計するべきなのです。
日本では、狭い地域に人が密集している傾向にあります。当然都心部では狭小地や変形敷地が多くあります。このような土地の場合には、今ある空間をいかにして有効に活用することができるかが、設計のポイントになります。では、実際にどのように有効活用すればいいのでしょう。
狭小地や変形敷地では、屋根裏床下はもちろん、階段下などの通常デッドスペースとなる部分も有効に活用しましょう。例えば屋根裏は収納部屋にしたり、床下は物入れ、階段下は物入れにしたりトイレを作ることができます。また、デッドスペースを有効活用する以外にも、吹き抜けを造ったりなど、空間を立体的に活かし実際の広さよりも広く感じさせる方法もあります。
二世帯住宅を建てる際に、最も重要なことはお互いの家族がどの程度のコミュニケーションをとるかを考え、その程度にあわせた共用部分を造らなければいけません。二世帯住宅の例として、下記の2つのスタイルが一般的です。
「収納」という字から連想するとおり、「しまう」ということを考えてしまいますが、「取り出す」ことも考えなくてはなりません。いくら物がたくさん収納できたとしても、取り出しにくいと結局放置してしまいがちです。しまいやすく、取り出しやすい収納スペースを心がけましょう。
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